男装時のメイクは、女性らしさを出す普段のメイクと違いコスプレ初心者を悩ませるポイントです。
メイクしてみたものの、かっこいいキャラクターが可愛い雰囲気になってしまい、思い通りにならない方も多いよう。
この記事では、男装時のメイクで意識するポイントとポイントメイクのやり方をご紹介します。
キャラクターに合わせて練習し、満足いくコスプレを目指しましょう。
男装時のメイクはキャラクターの年齢で調整する
男装時はキャラクターの年齢を意識してメイクすると、キャラクターに近づきます。
少年キャラクターと成人男性のキャラクターのメイクはどうやって変えればいいのか解説します。
成人男性のメイクは骨格を意識する
成人男性のメイクは、女性キャラクターと違いメイク感をできるだけ減らす必要があります。
骨格を意識してシェーディングやアイシャドウを入れることで、男性に近づくでしょう。
できるだけカラーメイクを減らし、肌色〜茶色を基調にメイクするのがおすすめです。
年齢が若いほど、女の子のメイクと近くなる
少年キャラクターのメイクは、女の子のメイクと近くなります。
子供の目は顔の大部分をしめるため、つけまつげや大きめのカラコンを使って印象的にするのがおすすめです。
チークはオレンジ系を使うと、女性らしくなりすぎずに顔色をよくできます。
キャラクターに特徴がある場合は、そちらを優先する
大人の男性のキャラクターでも子供っぽい顔つきだったり、女性に近い顔つきだったりキャラクターによって特徴がある場合はその部分を優先しましょう。
白い髪のキャラクターであれば、つけまつげも白くするといったアレンジもおすすめです。
男装メイクで意識するポイント
男装時のメイクで意識する、ポイントをご紹介します。
女装時や普段のメイクと変えることで、男性らしい顔立ちに近づくでしょう。
男性は女性より骨格を感じることが多い
男性のメイクをするときは、女性のメイクに比べてハイライトやシェーディングで骨格を強調するのがおすすめです。
男性は女性より骨格がしっかりしており、顔の脂肪も少ない傾向があります。
メイクするときは骨格を意識して、ほりが深くなるように意識してメイクしましょう。
具体的には、ノーズシャドウで鼻を高く見せたり、丸みのある頬をすっきり見えるようにシェーディングを塗るのがおすすめです。
カラーアイテムを減らす
男装時のメイクは、女性のメイクに比べてカラーアイテムの使用を控えめにするのがおすすめです。
女性のメイクをするときは、チークやリップで赤みを足すことがありますが、男性のメイクで赤みを出し過ぎてしまうと女性らしい顔立ちに近づきます。
カラコンの大きさは大きすぎないカラコンを選ぶ
男装時のカラコンは、着色直径が大きすぎないカラコンがおすすめです。
黒目が大きいとかわいらしい印象に近づき、女性的な雰囲気になります。
子供のキャラクターをコスプレするときは問題ありませんが、成人男性のキャラクターをコスプレするならカラコンの大きさを意識してみると、男性に近づくでしょう。
男装時におすすめな、着色直径が小さめなカラコンはこちら
エティアのジュレワンデーは着色直径は13.8cmですがカラコンの縁がはっきりしておらず、目がくりくりした印象になりづらいため男装に使いやすいのがメリットです。
透明感のあるレンズのため、自然と瞳に馴染みます。
エティアのルフレワンデーは、ジェルワンデーと比べても着色直径が13.5と小さめになります。
虹彩がはっきりしたデザインのため、力強い瞳のキャラクターにおすすめです。
ファンデーションは明るすぎない色を選ぶ
普段のメイクで明るめのファンデーションを使っている場合は、男装時のファンデーションも注意しましょう。
明るめのファンデーションを使うと、化粧感が強くなります。
男装時のファンデーションは、健康的な肌色を意識し、明るすぎない色味の使用がおすすめです。
このカラーチャートでいうと、標準色は564番です。
普段標準色を使っている方は、ひとつ下の554番を使うのがおすすめになります。
自分が使っているファンデーションの、ひとつ下のカラーを購入してみましょう。
テーピングを活用する
男性らしいキリッとした目元や、キャラクターのすっきりした横顔を再現するならテーピングを使用してみてください。
頬にテープをはり、上に引っ張れば顔周りがすっきりします。
目の横にテープをはり、タレ目やつり目を再現することも可能です。
テーピングは、元々の顔立ちによってテープをはる位置が変わります。
キャラクターに近づくには、どの部分にはれば良いか練習しましょう。
男装時のおすすめポイントメイク
男装時のポイントメイクのやり方をご紹介します。
ポイントメイクによってキャラクターの雰囲気は左右されるため、練習してキャラクターに近づきましょう。
男装時もアイメイクは重要
男装時もアイメイクは重要なポイントです。
女装時と意識するポイントが違うため、男装時はどういった点に注意すればいいか確認していきましょう。
つけまつげを付ける場合は短めのつめまつげをチョイスする
男装時につけまつげをつける場合は、カーブのあまりかかっていない長さの短いつけまつげがおすすめです。
カールが強いと、女性的な印象になりやすくなります。
短めのつけまつげであれば目元の印象を強めつつ、女性に近づきすぎません。
目元の印象が強くないキャラクターは、つけまつげなしでマスカラだけにすると男性らしく仕上がります。
アイラインはキャラクターを意識して
アイラインはキャラクターに合わせて変えましょう。
つり目なのかタレ目なのか、元々の目元の雰囲気に合わせ変更が必要です。
漫画の目元を再現するようにアイラインを引くと、キャラクターの印象に近づきます。
目と眉を近づけるとりりしい印象に
目と眉を近づけると、凛々しい印象になり男性らしくなります。
眉毛を隠した後は、実際の眉より下の位置に眉毛を描き直しましょう。
眉毛の太さはキャラクターに合わせますが、眉毛が印象的でない場合は細めだとアニメキャラクターらしくなります。
ウィッグの色味に合わせて眉毛を描くと、自然になじみます。
赤や青、緑といった変わった色味の眉毛を描きたいときは、アイシャドウを使うのがおすすめです。
男装時のリップメイクは血色を出し過ぎないように
男装時のリップメイクは、女性と違い赤みが強すぎない方がおすすめです。
赤身の強いリップは、女性らしい印象が強くなりやすい傾向があります。
元々の唇の色が薄い方は、リップクリームだけでツヤを出しても問題ありません。
唇の血色がはっきりしている方は、ファンデーションやコンシーラーを唇に塗ると、赤みが抑えられて男性らしい印象に近づきます。
コンシーラーで輪郭を消すと薄い唇が表現できる
ふっくらとしたボリュームのある唇も、女性らしいポイントのひとつです。
男性のコスプレをするときは、リップラインをコンシーラーで消して、リップライナーで好みの輪郭を描くのもおすすめです。
リップライナーは口角の延長ができ、笑顔が印象的なキャラクターのリップメイクにも便利に使えます。
ベージュのリップもおすすめ
男装メイクでのリップメイクなら、ベージュリップもおすすめです。
リップの色を選択するときは、赤身の少ないベージュリップを選びましょう。
元々の唇の色味がはっきりしていると、赤みが透けてしまうこともあります。
コンシーラーを塗って色味を隠してから、ベージュリップを塗ると赤みが目立たづらくなります。
ファンデーションで唇の色を抑えただけだと、ツヤがなくパサパサで死人のような印象になってしまうことも。
リップを使うと程よくツヤがでるため、カラーアイテムをあまり使わない男性のメイクではイキイキとした雰囲気になるポイントとなります。
ポイントを押さえて男性らしいメイクを目指そう
メイクで男性らしさを出すには、女性のメイクでは意識しないポイントを意識してメイクする必要があります。
普段のメイクに近い感覚でメイクしてしまうと、男性らしさが出ず女性らしくなってしまうでしょう。
男性らしくメイクする上で大切なのは、眉やアイメイク、骨格を意識することです。
ポイントをしっかり抑えれば、理想の男性像に近づくでしょう。