みおまよ

今更聞けない!ウィッグセットの基礎~ブロッキング・カット・スタイリング剤の使い方までプロが徹底解説~

ウィッグのHOWTO記事で当たり前に出てくる「ブロッキング」などの専門用語。
どんなウィッグにどんなスタイリング剤を選べばいいのか分からない...
普通のカットバサミとスキバサミはどう使い分ければいいの?
とお思いの方も多いのではないでしょうか?

そんなあなたへ、ウィッグカットの「今更聞けない…」を美容師免許を持つ現役コスプレイヤーが徹底解説します!

ブロッキングで作業のしやすさとクオリティをアップ!

「ブロッキング」って何?

「ブロッキング」とは、毛をカットする際に作業しやすいよう、いくつかのセクション毛をブロック分けすることを指します。

これをすることで、作業のしやすさや全体的な仕上がりのクオリティがグンと増します!

ブロッキングをするメリット

 メリット1:作業がしやすくなる

毛を整理して分けることで、「今切りたい毛」だけを取り分けることができたり、
ブロッキングの段階で毛量が足りない箇所(※植毛が必要な箇所)が視覚的に分かりやすくなります。
よって、
作業が効率的に進みます。

メリット2: 仕上がりが均一になる

ブロックごとに使える毛の配分などを予め決めることができるため、後から足りなくなるといた失敗を未然に防ぐことができます。

メリット3: 作業の時間短縮

無駄な動きを減らし、効率よく作業できます。

実際にブロッキングをやってみよう

準備するもの

  1. ワニクリップダッカール
  2. テールコーム

手順

  1. まずはテールコームで分けたいところを裂きます。
  2. 取り分けた毛をダッカールで留めましょう。

これを繰り返し、ブロック分けしていきます。

おすすめのダッカールはこれ!

普通のダッカールだと毛が滑り落ちてしまうときは、ワニクリップタイプがおすすめ!
毛をしっかり掴んでくれます。

おすすめのテールコームはこれ!

テールコームはできるだけお尻が細いものを選ぶと毛がかき分けやすいでしょう。
また、折りたたみ式のものは作業中に折れてしまいストレスになるため推奨しません。

カットバサミ「シザー」と、スキバサミ「セニングシザー」を使ってウィッグを切ってみよう

シザーとは?

「シザー」とは、美容師や理容師が使用する髪を切るためのハサミのことです。
通常の家庭用ハサミとは異なり、
刃の形状や鋭さが髪を切るのに適した構造になっています。
美容シザーは、カットの技術や用途によってさまざまな種類があります。

セニングシザーとは?

「セニングシザー」とは、髪の量を調整するためのすきバサミのことです。
刃の片側または両側にギザギザの刃があります。
そのため、一度にすべての髪を切らずに、
一定の割合で毛を間引くことができるのが特徴です。

初心者の方で、切った後に毛先がパッツンになりやすい人は、まずセニングシザーから使ってみるとよいでしょう。

実際にシザーを使ってみよう

  1. 親指と薬指をリングに入れ、小指はハンドルの支えに置きます。
  2. 人差し指と中指でハサミを支え、安定させます。
  3. 親指だけを動かして開閉して切ります。

実際にセニングシザーを使ってみよう

使い方はシザーと同じです。

  1. 親指と薬指をリングに入れ、小指はハンドルの支えに置きます。
  2. 人差し指と中指でハサミを支え、安定させます。
  3. 親指だけを動かして開閉して切ります。
  1. 毛の根元付近で使わない:毛先〜中間に入れることで、自然な仕上がりになります。
  2. の内側で使う:表面ではなく内側にセニングを入れると、毛量を減らしつつまとまりやすくなります。
  3. 一度に何回も入れすぎない:やりすぎると毛先がスカスカになり、まとまりが悪くなるので少しずつ調整しましょう。

おすすめのシザーとセニングシザーはこれ!

熱を使って髪形を整えよう

ドライヤーやヘアアイロンを使うと、毛先のハネやウェーブなどの表現ができるようになります。

実際に熱を使って髪形を整えてみよう

ドライヤーやアイロンで熱を加えたら、ハネやウェーブなど作りたい形を指で作り、その形をキープしたまま冷まします。

ウィッグはナイロンなので、熱を加えた後、冷ますことでその形をキープすることができます。
”冷ます”工程を忘れないで!

スタイリング剤を使って髪形を固定しよう

ハードスプレーの使い方

「ケープ」や「ギャツビー」などのドラッグストアでも買えるものや、ウィッグ専門店アシストウィッグのオリジナル商品「カチカチくん」など様々な種類があります。

ウィッグ専用のスプレーはウィッグセット時に使用し、ウィッグをかぶった後の調整をケープなどの人の肌にも比較的優しいスプレーで施すことをおすすめします。

ハードスプレーのメリットはセットした後もコームで髪を梳かせば、髪形をリセットすることができます。
ただし、髪を梳かすとスプレーが白い粉になることがあるので、スプレーで髪形を固定させる判断は慎重に行ってください。

ワックスの使い方

スプレーでフィックスさせてしまう前に、ワックスである程度髪形を作ります。
初心者の方や心配性の方には、ワックスの使用をおすすめします。

また、ワックス特有のツヤ感なども出るため、ツヤを出したいときはワックスを使うとよいでしょう。

ツヤが残るので自然なイメージのスタイリングに向いています。
ワックスはスプレーに比べるとテクスチャが固くて重い傾向にあるためつけすぎると崩れやすくなることも。
最後にスプレーをかけてフィックスさせてくださいね。

まとめ

ウィッグセットの基礎をまとめてみました!

最初は誰でもうまくできるものではありません!
うまくブロッキングできなかったり、毛をぱっつんに切ってしまったり、全然クセがつかなかったり、スタイリング剤の使い方を間違えてしまったり…
何度も練習や経験を積み重ね、美しいウィッグが作れるよう一緒に頑張りましょう!

 

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